MongoDB2.4 リリース(和訳)

>原文 ( MongoDB 2.4 released)

和訳+

MongoDB2.4リリースのアナウンスができる事を喜ばしく思います。
これは2012年9月のMongoDB2.2に続く、最新の安定版リリースです。
このリリースではパフォーマンスに関する重要な機能とバグフィックスが含まれています。
ここではこれ等の機能の概要を説明します。

またリリースに関する詳細は以下を参照してください。

MongoDB2.4 新機能+

  • Hash-based Sharding
  • Capped Arrays
  • Text Search (Beta)
  • Geospatial Enhancements
  • Faster Counts
  • Working Set Analyzer
  • V8 JavaScript engine
  • Security

Hash-based Sharding+

MongoDB 2.4 では今までの範囲ベースShardingに加えハッシュベースのShardingが追加されました。
ハッシュベースshard keyでは、キーに対してランダムなデータアクセスや予測不可能なパターンのアクセスに対しても
効率の良いデータ配置を簡単に実現できます。

Capped Arrays+

ドキュメント内に固定長の配列を宣言できます。
この配列には、$push、N個の終端を取り出す$slice、ソート指定、ソート後の$sliceの処理が出来ます。


Text Search+

文書サーチはMongoDBに最も求められていた機能の一つです。
15言語の語幹処理、トークン分割処理含むインデックスをリアルタイムに構築できます。
この機能や実装のより詳細はドキュメントとブログを参照してください。


Geo Capabilities+

MongoDB 2.4はGeoJSONをサポートしました。
より精密な球面モデルや多角形の交点を求める事ができます。
現在、点、線、多角形を処理できる地理空間(球面)インデックスをサポートしています。


Faster Counts+

多くの場合でMongoDB 2.4でのカウント処理は以前のバージョンより桁外れに早くなりました。
我々はクエリーエンジンに一般的なアクセスパターンをターゲットにした多くの最適化をに行いました。
例えばsingle b-tree bucketでは、バケットの最初と最後のエントリーが共に検索範囲内ならば
バケット内の全てのエントリーは検索範囲内であり中身を個々に評価する必要はありません。


Working Set Analyzer+

容量計画はMongoDBクラスタ運用に必須です。
MongoDB2.4 ではワーキングセットサイズアナライザーが追加されました。
リソース使用量(%)を簡単に得られます。
またサーバが最新15分間にどの位の数の(データ)ページを必要としているか?を得ることができます。
時間毎のリソース使用量情報を得られるでしょう。
15分間に必要なデータ量が搭載メモリー量に近くなってきたら、そろそろ増強が必要かもしれません。


New V8 Engine+

MongoDB 2.4 はJavaScriptエンジンをV8に変更しました。
これはMapReduce、$where、シェルなどで使われます。V8エンジンはGoogle Chrome由来のもので、そちらで並行して改善されています。


Security+

MongoDB 2.4はケルベロス認証とロールアクセスコントロールという大きなセキュリティー向上を行いました。
ケルベロスはMongoDBをエンタープライズレベルのユーザマネージメントシステムと統合する事ができます。
ロールアクセスコントロールはより良い権限管理を可能にします。



数百(692)もの改善点がありchangelogを見る事をお勧めします。
この文面に入りきらない重要な変更点もあるので、別の場で質問して貰えればと思います。
MongoDB 2.4にはまだ多くのTODOがあり、10genエンジニアチームは既にMongoDB2.6に向けて活動しています。


フィードバック、テスト結果などお待ちしております。引き続きMongoDBをよろしくお願いします。

EliotとMongoDBエンジニアチームより